中国の人権弾圧を告発 「C7」シンポで 日本ウイグル協副会長 両親ら受難 涙ながらに訴え /広島
- 2023/6/1
- 活動報告

毎日新聞 2023/6/1 地方版 有料記事
G7広島サミットにあわせて、市民団体などでつくる国際組織「C7」によるシンポジウムが広島市内であり、アジアやアフリカなどの人権問題が報告された。在日ウイグル人でつくる「日本ウイグル協会」(東京)も参加し、中国の新疆ウイグル自治区での少数民族に対する人権弾圧を告発した。
登壇した同協会のレテプ・アフメット副会長(45)は自治区西部のアクス地区出身で、2002年に来日した。東大大学院で物理学を学び、東京で会社勤めをしている。10年に日本国籍を取得した。古里には家族がいるが17年以降、電話やSNSなどでの連絡が一切できない状態という。
自治区を巡っては、100万人以上のウイグル人が「再教育施設」に強制収容されているといわれる。国連の報告書も恣意(しい)的で差別的な拘束が「人道に対する罪に相当する可能性がある」と指摘している。
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