香港の民主活動家が実刑判決を受けたことに対する日本ウイグル協会からの連帯の声明

香港の西九竜裁判所は12月2日に、香港の民主活動家である周庭氏、黄之鋒氏および林朗彦氏に懲役7月から13月半の禁錮刑の実刑判決を出しました。
平和的なデモを呼びかけて、自由と民主主義を求めただけ、それに参加しただけで罪に問うという、野蛮で専制的なやり方を続ける香港当局と中国政府に対して、強く抗議します。
今回の有罪判決を受けた3名、「リンゴ日報」の創業者の黎智英氏、台湾へ亡命を図り逮捕された12人の若者、その他不当に逮捕された香港のすべての人を即刻釈放するよう中国政府に求めます。
また私達日本ウイグル協会および在日のウイグル人は、いまも香港の民主化のために戦っている香港市民と連帯することを表明します。

1997年の香港の主権移譲の際に、中国政府はイギリス政府と、香港の高度の自治「一国二制度」を50年間維持するという条約を結びました。これには言論・集会の自由も含まれます。しかし今年の7月1日に、中国政府は「国家安全維持法」を施行し、香港の言論の自由、集会の自由、報道の自由を完全に中国政府の統制下に置くことにしました。これは明らかな条約違反です。
さらに今回周庭氏らが有罪とされたのは、昨年の民主化デモを呼びかけたということでした。しかしこれは「国家安全維持法」施行以前のことであり、そのときは法律で認められていた言論と集会の自由を合法的に行ったものです。あきらかに「法の不遡及の原則」を破ったことになります。
このように国際法も国内法も守らない中国は、法治国家とはいえないでしょう。

国を奪われ、独自の文化も言語も奪われている、我々ウイグル、チベット、モンゴルの各民族は、民族の生存の危機にあります。これから香港も同じ道をたどるのではないかと強く危惧しており、そのようなことを許してはならないと、すべての民族が連帯して中国政府への抗議の声をあげ続けていきます。
自国民の基本的人権を守ること、国際ルールを守ること、締結した条約を守ること、自ら定めた憲法や国内法を守ること、これは国家としての最低限のルールです。中国政府には、この最低限のルールを守るよう求めます。また中国政府に改善の意思が見られないのであれば、国際社会が中国政府に対し絶えず圧力をかけ続けてくださるよう求めます。

日本ウイグル協会
2020年12月4日

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