在日ウイグル人有志らによる「マスクのボランティア活動」報告


中国が世界にばら撒いた新型コロナウイルスが、私たちウイグル人の第二の故郷である日本でも大きな脅威となり、人々の命を危険に晒しています。思いやりや助け合いが最も必要なこの時こそ、私たちウイグル人も、微力ながら「マスクのボランティア活動」を通じて、皆様と共にこの災難に立ち向かいたいと考えます。
私たちは、日本ウイグル協会関係者及び在日ウイグル人有志らに呼びかけたところ、日本各地のウイグル人から「在宅勤務になったので手元にある数枚だけも寄付する」、「手作りだけど一所懸命つくりましたので役立て欲しい」などの温かいメッセージとともにマスクや消毒液などが寄せられました。以下の通り集まったマスクや消毒液などを、逗子市(4月15日に手渡し)と相模原市(4月16日に手渡し)へ寄贈いたしました。保育園や高齢者施設など必要な場所で役立てて頂ければ幸いです。

(1)市販マスク:1224枚
(2)手作りマスク:200枚
(3)消毒液:20.3L
(4)次亜塩素酸系除菌・消臭剤:5袋(15個)
(5)ハンドジェル 2本(1L)



逗子市の市議会議員および市民の皆様が、昨年何度もウイグルの大変な現状を広める活動に関心を寄せて頂き、大変な時に私たちを精神的に支えてくださいました。また、相模原市には、多数のウイグル人が住んでいます。昨年私たちが相模原市で行った台風災害のボランティア活動に市長がわざわざ挨拶してくださり、私たちを励ましてくださいました。その感謝の意味と日本頑張れの意味を込めて、微力ながら少しでもお役に立ちたいと思います。

日本には、各大学・大学院の留学生や卒業生を中心とした、数千人のウイグル人が暮らしています。私たちは、日々の生活の中で差別や偏見を受けず、多くの日本人の方々にお世話になりながら暮らしています。日本で災害が起きるたびに、私たちも心を痛めてきました。そして、微力ながら、自分たちにできる範囲で様々なボランティア活動を行って来ました。今回のボランティア活動もその一環です。
過去に行った主要なボランティア活動は以下の通りです。
 2011年5月~9月、東日本大震災の被災地岩手県盛岡市、宮城県石巻市などで複数回災害ボランティア活動を実施しました。(延べ数十名が参加)
 2011年3月、在日ウイグル人有志らから55万円の寄付金を集め、日本赤十字社を通して東日本大震災の被災地に寄付しました。
 2018年7月、西日本豪雨の被災地岡山県倉敷市で、災害ボランティア活動を実施しました。(約60名が参加)
 2019年11月、台風19号の被災地神奈川県相模原市で、災害ボランティア活動を実施しました。(約40名が参加)

この災難が一刻も早く終息し、皆が通常の生活に戻れることを祈ります。

令和二年四月十六日
特定非営利活動法人 日本ウイグル協会
在日ウイグル人一同