2011年2月5日(土)第三回グルジャ事件追悼行事のお知らせ
- 2011/1/20
- お知らせ
2011年2月5日(土)第三回グルジャ事件追悼行事のお知らせ第三回グルジャ事件追悼行事
2011年2月5日(土)18:30開始 文京シビックセンター 5階 会議室A・B 報告はこちら2011年2月5日(土)第三回グルジャ事件追悼行事 ~活動報告 かつて東トルキスタン共和国(1944~1949)の首都であったグルジャ。 今年もグルジャ事件の追悼の行事を行います。 第三回グルジャ事件追悼行事 【場所】文京シビックセンター 5階 会議室A・B 【日時】平成23年2月5日(土) 18:30開始 【講演】原 百年氏(山梨学院大学 法学部政治行政学科 教授) 【演題】「東トルキスタンにおける紛争の源」 【資料代】1000円(会員500円) 【主催】日本ウイグル協会 Mail: info@uyghur-j.or.jp ◆原 百年(はら ももとし)氏について |
グルジャ事件についてグルジャ事件はマシュラップの禁止に対する抗議デモから起きました。 マシュラップとはウイグル人の地域コミュニティで行なわれる集まりのことです。ある年齢に達してマシュラップに参加するようになったときに、地域社会への参加も意味することになります。青少年がアルコールや麻薬などに走ってしまうことを防ぐ役割も果たしていました。1997年当時、グルジャ周辺では青年らのマシュラップの指導者たちがサッカーリーグを組織し、トーナメント戦による試合を行っていました。 しかし、ウイグル人の団結を恐れた公安当局はマシュラップを禁止し、強制的に解散させ、指導者を不当に逮捕したのです。当局の弾圧に対してウイグル人の若者たち1000人が、1997年の2月5日に抗議のためにデモに参加し、横断幕を掲げ、宗教的なスローガンを叫び行進しました。 公安警察、武装警察はデモ隊に対して発砲し鎮圧しました。そしてデモ参加者をスタジアムに追いやり、厳冬下で零下20度の状況で放水をして多くのウイグル人を凍死させました。当時、拘束者があまりにも多いためイリ地区の留置所はすべて一杯になったといいます。 グルジャ事件の後も、イリ地区では事件に関与した疑いがあるとして数万人が逮捕され、刑務所内での拷問により多くのウイグル人が亡くなりました。 虐殺事件から14年を経た今でも、監獄で不当に拘留されている人がいます。 2009年7月のウルムチの事件は外国人の撮った映像があるため、中国政府の公式発表が事実でないことが分かりましたが、グルジャ事件については実像がなかなか表に出てきませんでした。 |
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