<独自>ウイグル弾圧対応協議 10月に日本で国際会議
- 2023/9/12
- ウイグル情勢
産経ニュース 2023/9/11 17:37
中国政府による新疆ウイグル自治区の人権侵害を巡り、海外から約30人の国会議員を招き日本の国会議員らと対応策を話し合う「国際ウイグルフォーラム」が10月30、31両日に国会内で開かれることが11日、分かった。ウイグルの人権状況の改善に向けた法整備に取り組む各国の政治家の連携を強化する考えだ。
超党派の「中国による人権侵害を究明し行動する議員連盟」や、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」(本部・ドイツ)などが主催する。
欧米や中東、東南アジアなどの閣僚級も含めた国会議員の参加を予定している。日本からは自民党や日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」の所属議員も出席する。
同フォーラムは昨年11月にもベルギーで市民活動家らが参加して開かれたが、政治家の出席がメインになるのは今回が初めて。
超党派議連会長の古屋圭司元国家公安委員長(自民)は産経新聞の取材に「中国の常軌を逸した人権侵害に手をこまねいているわけにはいかない。世界が連携し、中国を牽制(けんせい)することに意義がある」と述べた。事務局長の三ツ林裕巳衆院議員も「人権侵害を許さない日本の姿勢を示す」と強調する。
https://www.sankei.com/article/20230911-2JDOUK5NRZIPDHXZKZXDRL7YEE/