「7・5 ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」
- 2011/6/15
- お知らせ
2011年7月2日(土)「7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」
「7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」
2009年7月5日は東トルキスタンのウイグル人の歴史上、最も悲惨で悲劇的な日でした。世界ウイグル会議は2週年目にあたるこの日を記念し、ウイグル人が壊滅的な窮状にあることをデモやその他のアクションで訴えるよう、世界中のウイグル組織、東トルキスタン組織に呼びかけています。日本でも、日本ウイグル協会主催の、今回のデモ行進を予定しております。
2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。
2009年12月にはカンボジアに逃げたウイグル人22人が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に亡命申請をしていたにも関わらず、中国に強制送還されました。この中には2人の子どもが含まれています。
更に2011年5月には、カザフスタンに逃げていたエリシディン・イスライル氏が、UNHCRによってスウェーデンが亡命受け入れを決定していたにも関わらず、中国に強制送還されました。
カンボジアやカザフスタンなど、中国は周辺国と経済的なつながりを強化し、それによって亡命するウイグル人を中国へ送還するよう圧力をかけています。
世界ウイグル会議及び日本ウイグル協会は、国際社会が以下のことを中国政府に促すよう、訴えて参ります。
・2009年7月の事件の際の正確な犠牲者数をはっきりさせるため、独立した効果的な調査をしてください。
・7月5日のただの平和的なデモ参加者を、即時かつ無条件に釈放するよう求めてください。
容疑者とされた人々に、証拠があるのか、国際法、国内法の明確な犯罪として立件され適切な法的手続きに基づいているのか、拷問や虐待などによる自白ではないのか、裁判は公開で公明正大な審理がなされたか、自ら法的代理人を選ぶことができたか、を調査してください。
・新彊の裁判所では国際基準に則って裁判が行われたかを明らかにしてください。
被告は弁護士を自ら選ぶことができたか、家族や弁護士に面会できたか、拘留、告訴と裁判について親族に対し適時に通達したか、を明らかにしてください。
・7月5日の抗議行動と民族騒乱が行われた根本的な原因、厳しい政治的・宗教的抑圧、経済的差別、ウイグル語や文化が制限されていること、などを解決するよう求めてください。
皆様のご賛同を頂ければ幸いです。ご参加・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
「7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」案内
[集合場所] 常盤橋公園 (地図)
※地下鉄半蔵門線三越前駅から徒歩2分、大手町駅から徒歩4分、銀座線三越前駅から徒歩5分、JR東京駅から徒歩6分
[日時] 平成23年7月2日(土) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤橋公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:https://uyghur-j.org E-MAIL:info@uyghur-j.org
[協賛団体]自由チベット協議会、台湾研究フォーラム、内モンゴル人民党、モンゴル自由連盟党、チベット問題を考える会、在日台湾人アジア人権問題研究会、頑張れ日本!全国行動委員会、中央アジア研究所
※協賛団体は交渉中の為追加される可能性があります。
※デモ行進で揚げる旗については、7・5ウルムチ事件に対して中国政府に抗議する立場であれば、どの民族支援の旗も、どの団体組織の旗でもご自由にお持ちください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※マスコミなどに撮影されると個人的に問題がある方はマスクなどで顔を隠してご参加ください。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
[禁止事項]
平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。
※警察やマスコミへの挑発行為。
※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。
デモの前に中国大使館前にて抗議行動を行います。
[集合場所] 麻布税務署前 (地図)
[時間] 集合:12:00 抗議開始:12:30
デモの前に中国大使館前にて抗議行動を行い、75ウルムチ事件に際しての声明文を投函します。
時間の許す方はご参加いただけますよう、よろしくお願いします。
※大使館前抗議は5人ずつ行います。警備の方とスタッフの指示に従って行ってください。
マスコミの方へ
抗議行動への取材のお問合わせはこちらで対応いたしますのでよろしくお願いします。
日本ウイグル協会 TEL.:03-6273-1459 E-MAIL:info@uyghur-j.org
告知用チラシ
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中共によるウイグル人無差別逮捕の光景(youtube)
2009年7月5日ウルムチ事件の後に行われた、中国公安によるウイグル人拘束の様子。日本語解説付き。
過去の抗議行動
2010年7月4日 世界同時抗議「7・5ウルムチ虐殺一周年抗議デモ」、7月5日 東京六本木の中国大使館前で中国政府への抗議行動が行われました。
※詳しくはこちらをご覧ください。
2010年7月4日(日)「7・5ウルムチ虐殺一周年抗議デモ」
2009年7月26日緊急シンポジウム ウイグルで何が起きているのか?を行いました。
※詳しくはこちらをご覧ください。
2009年7月26日緊急シンポジウム ウイグルで何が起きているのか?
2009年7月19日 関西地区の支援者による「大阪 第5回 東トルキスタンデモ」にイリハム・マハムティが参加しました。
※詳しくはこちらをご覧ください。
2009年7月19日大阪 第5回 東トルキスタンデモ 日本ウイグル協会の活動の紹介
2009年7月14日イリハム・マハムティ他が外国人記者クラブで記者会見を行いました。
※詳しくはこちらをご覧ください。
ウイグル人虐殺事件について外国人記者クラブ記者会見 日本ウイグル協会の活動の紹介
2009年7月12日「中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ」
※デモの様子は活動の紹介ページをご覧ください。
7月12日「中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ」 日本ウイグル協会の活動の紹介
2009年7月8日14時、在日ウイグル人と日本ウイグル協会が中国大使館前で抗議を行いました。
※日本ウイグル協会として警察に申請しています。大使館周辺では警察の指示を守ってウイグル人を応援してください。よろしくお願いいたします。
2009年7月8日在日ウイグル人が中国大使館前で抗議 日本ウイグル協会の活動の紹介
2009年7月3日「ウイグル人労働者襲撃事件」世界同時抗議
※7月3日に中国大使館前で行った「ウイグル人労働者襲撃事件」世界同時抗議はこちらのページをご覧ください。
「広東省ウイグル人労働者襲撃虐殺事件」世界同時抗議行動 日本ウイグル協会の活動の紹介