
産経新聞 2022/11/17
日本ウイグル協会(東京都)の于田(うだ)ケリム会長らが17日、千葉市役所を訪れ、啓発活動への支援に対する神谷俊一市長宛ての感謝状などを代理出席した相楽俊洋市長公室長に手渡した。相楽氏は「市長にも目を通してもらう」と応じ、今後の協力や支援についても前向きな姿勢を示した。
啓発活動をめぐっては、市内で16~17日に開かれた中国におけるウイグル人への人権弾圧に関するパネル展を市教育委員会が後援。ウイグル人が置かれた状況を記した清水ともみ著「私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言」(季節社)は同市の全市立図書館に配架されている。
于田会長は「在日ウイグル人や協会メンバーの代表として、心より感謝申し上げます」と伝え、同本と感謝状を手渡した。感謝状には、県内に住むウイグル人の家族も中国国内で多数収容されているとし、「啓発活動を強化していく決意です」とも記された。
https://www.sankei.com/article/20221117-BZW6JPIDH5NNDNECTLQTH4R5KU/