NHK 2021/7/29
ふるさとで暮らす父親とはある日、突然、連絡がとれなくなりました。親戚は次々と拘束されました。そして大好きな“お兄さん”は、自分のせいで行方不明になったのかもしれません。
ふるさとでいったい何が起きているのか。本当のことを知るため、男性はこれまでに起きたすべてのことを打ち明けることにしました。(国際部記者 栄久庵耕児)
次々に姿が消えた家族
「いちばん最初は4年前(2017年)にお父さんが捕まえられました。そのあとは、おじいさんとおじいさんの息子たち、それにおばあさんも“施設”に連れて行かれました」
男性は悔しさをかみしめるように話しました。高齢だった祖父は“施設”から帰ってきたあと体調を崩してしまったといいます。
そして、久しぶりにビデオ通話で見た父親は、自分の本当の父親かどうかを疑うほど痩せ、大事にたくわえていたひげもきれいに剃られていました。家族に会いたい。何が起きているのか知りたい。強くそう思っていますが、ふるさとに帰ることもできず、もどかしさを感じ続けています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210729/k10013165031000.html