参議院予算質疑でのウイグル問題提起についての御礼
- 2020/2/15
- 活動報告
参議院議員
柳ヶ瀬 裕文先生
拝啓
日々、日本と世界の平和と安定のため多くの問題に精力的に取り組まれる柳ヶ瀬 裕文先生に、心より敬意を表します。
先日の参議院予算質疑におきまして、柳ヶ瀬 裕文先生が、香港、ウイグルの人権問題に、日本政 府がもっと強く取り組むべきだというご質問をしていただいたことについて、日本ウイグル協会として心から敬 意と感謝の気持ちお伝えさせていただきます。
日本政府にも外交上、様々な理由があり、中国政府に対し明確な批判の姿勢は取りにくい面もある かと存じます。しかし私たち日本ウイグル協会は、アジアの自由民主主義国家である日本国が、国家の 名誉のためにも、また、長期的な国益の面からも、地域の平和と安定を脅かす中国の人権侵害や覇権 主義に対しては、毅然とした態度で批判の声を上げることが必要であると考えております。
日本には数千人のウイグル人が暮らしていますが、そのほとんどが 3 年ほど前から故郷の家族と連絡を 取ることすらできず苦しんでいます。そんな中、先生が国会の場でウイグル問題を取り上げてくださったこと は、絶望的な状況に陥っている多くのウイグル人たちに希望を与え、精神的に大きな救いとなりました。そ して、多くのウイグル人が先生の正義感と勇気ある行動に励まされました。
先生のように、人権意識の高い議員の方が、今後も日本の政界にてご活躍くださることを祈念するとと もに、私たち日本ウイグル協会も、より多くの情報を日本政府や議員の皆様にお届けできるよう努力して まいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
先生の益々のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。
敬具
令和元年2月14日
日本ウイグル協会
会長 イリハム・マハムティ