ウイグルの真実を世界に訴えていた学者、イリハム・トフテイ氏不当逮捕から1か月


日本ウイグル協会抗議声明

ウイグルの真実を世界に訴えていた学者、イリハム・トフテイ氏不当逮捕から1か月
中国政府は直ちにトフテイ氏を釈放せよ!

ちょうど一か月前の2014年1月15日、ウイグル人知識人イリハム・トフティ中央民族大学准教授は自宅から中国当局により不当逮捕され、現在にいたるまでトフテイ氏の所在地は不明であるばかりか、中国当局は逮捕の理由すら明らかにしようとしない。トフテイ氏は以前からウイグルの人権問題についてインターネット上で定期的な発信を続けてきており、この暴挙は明らかにウイグルの真実を伝えようとする良心の知識人への言論弾圧に他ならない。

欧米諸国はこの事態に対し中国政府を批判し、トフテイ氏の釈放を求めている。また、国際人権団体であるアムネステイ・インターナショナルの緊急キャンペーンや、現在良心的な中国人を含む世界的に行われているインターネット署名による釈放運動も展開されているが、中国政府は「我々は法律に従って彼を拘束しただけである。他国が人権を口実に内政干渉することは決して許されない」と、未だにトフテイ氏の自由を奪い続けているのだ。

かって2009年のウルムチ民衆決起の折にもトフテイ氏は一度拘束されたが、世界の釈放を求める声によって自由を得ている。彼のこれまでの言動は新疆ウイグルに於いて正当な人権改善と信仰の自由や民族文化の尊重を求めるものであり、世界人権宣言の精神から見ても、中国の現憲法に照らしても何ら逮捕にあたるものではない。日本ウイグル協会はこの不当逮捕に抗議すると共に、以下の3点を中国政府並びに日本政府に要求する。

 

1 中国政府はイリハム・トフテイ氏を即時釈放せよ

2、中国政府は、今後イリハム・トフテイ氏の言論活動の自由を認めよ。トフテイ氏の言論に異議があるならば言論で答えるのが文明国のやり方であり、暴力と弾圧をもって対することは中国政府の国際的信用を失墜させその正当性を失わせるものであることを自覚せよ。

3、日本政府並びに国会議員は、この弾圧に対し中国政府に正式に抗議するとともに、トフテイ氏が釈放されない限り中国政府に対し人権外交の立場から経済的交流を制限する可能性があることを明言せよ

 

2014年2月15日

日本ウイグル協会