日本ウイグル地方議員連盟設立総会
平成24年4月23日 12:00~13:00 東京都庁

日本ウイグル地方議員連盟の方々と日本ウイグル協会会長の記念撮影 |
議員連盟の会長である小磯明先生からの挨拶の後、日本ウイグル協会会長のイリハムからの挨拶、役員人事の承認が行われ、以下のように決定されました。
会長:小磯明
副会長:小島健一、吉田康一郎、鈴木正人、松浦芳子
幹事長:小坂英二
事務局長:辻村ともこ
(敬称略)
今回参加頂きました議員の方々は以下の6名でした。
小磯明、吉田康一郎、鈴木正人、松浦芳子、小坂英二、辻村ともこ(敬称略)

設立総会の様子 |
また世界ウイグル会議より、以下の声明が出されました。
日本ウイグル国会議員連盟結成に際しての世界ウイグル会議よりの感謝の言葉
この度は日本の国会議員の方々が、日本ウイグル国会議員連盟が結成されることに対し、2千万人ウイグル民族を代表し、世界ウイグル会議から心よりの感謝を申し上げます。
東トルキスタンに住む我が民族、ウイグル人は中華人民共和国の圧政下にあって、言語、文化、宗教など民族を構成する重要な要素が、消されつつあります。
このような状況にある我々にとって、中国の隣国であり、アジアにおける自由と民主主義の国である日本で、我々を支援して下さる議員の先生方がお集まりくださったことは、大きな励みとなります。
ウイグル解放運動を本格的に開始してまだ日の浅い日本において、世界ウイグル会議の代表大会を開催できること、更にこのような議員連盟が結成されるということは、日本国民の皆様の自由と民主、人権に対しての意識の高さが現れているものと、これまで抱いていた尊敬の念を更に深めることとなりました。
我々の置かれている悲惨な現状に対し、アジアの民主主義の先進国である日本政府には以下のことをお願い致します。
1)本当の「多民族共生」を実現するよう、ウイグル人の政治的、文化的、経済的な基本的人権と自由とを尊重するよう、中国政府に対して働きかけて頂きたい。
2)ウルムチ事件など、現地でおきる騒乱に対しての国際調査団を形成し、現地調査が行えるように、国連、中国政府に対し働きかけて頂きたい。
3)無実のウイグル人に対する不当逮捕をやめ、既に逮捕されている人々には公正な裁判が行われるよう中国政府に対し働きかけて頂きたい。
4)テロとの戦いという口実で、ウイグル人の処刑が行われているが、それが本当にテロリストであるのか、公正な目で判断して頂きたい。
5)同じ核被爆国として、ウイグルにおける核実験の実態を明かし、被害者には保障が行われるよう、中国政府に働きかけて頂きたい。 |