東トルキスタン、チベット、南モンゴルおよび中華人民共和国における人権・民主主義・自由の推進を目指して


東トルキスタン、チベット、南モンゴルおよび中華人民共和国における人権・民主主義・自由の推進を目指してhttp://www.uyghurcongress.org/en/?p=20070
WUC-UNPO-GfbV, 13 March 2013
2013年3月11~13日にスイス・ジュネーブで開催された国際会議「中国の新指導体制:東トルキスタン、チベット、南モンゴルの人権・民主・自由を確保するための課題」では、以下の声明が出された。この数日間、東トルキスタン、チベット、南モンゴルの民族の人権と基本的自由の推進に取り組む専門家と団体、漢人民主化運動活動家ならびに人権擁護者が一同に会し、中華人民共和国が国際的な人権基準および規範を適用するのを支援していく、という共通のコミットメントのもと、忌憚なく意見を交わした。出席者は、誰もが皆「同じ状況に置かれている」現状を振り返るとともに、ウイグル、チベット、モンゴルの各民族が、その各々の歴史の独自性を再度主張し、自らの文化を存続させる権利を守っていかねばならないこと、そして紛れもない先住民として存続していくための組織構築が急務となっていることを、全体で確認し合った。さらには、人間としての尊厳と平和および自由への強い願いを、自信を持って表明していく必要性を確認した。出席者は、2008年から悪化し続けている東トルキスタン、チベット、南モンゴルの情勢について活発に意見交換した。具体的には、

東トルキスタンとチベットにおけるテロ対策の乱用

警察国家的な政策である現行の「安定性維持」体制の著しい強化、立ち入った監視、反対意見・平和表明・平和会議の暴力による抑制

軍事占領式の検問所と夜間の家宅捜索

東トルキスタンとチベットにおける政治犯の死刑執行、法的に認められない殺害、施設内の死亡、大規模な強制追放、若者の任意拘留および政治犯の増加

チベットと南モンゴルにおける遊牧民の「社会主義村(Socialist Village)」への強制立ち退き

チベットの仏教僧院、尼寺、宗教施設(チベット人の焼身自殺による抗議後の施設を含む)の軍事占領

拷問、恣意的逮捕、不当な裁判といった甚大な人権侵害が続いているのに加え、中国政府の同化教育や雇用政策そのものにも、文化的大量殺りくの要素が含まれている。

ウイグル、チベット、モンゴルの各民族が、各々の宗教的・文化的・国家的アイデンティティを存続させていく上で、今や最大の脅威となっているものの1つが、人口移動政策による漢人移住である。

会議では、中国の政策がますます厳しくなっている状況について意見を交わし、中国政府はこれらの政策が次のような事態を招いていることを認識していないとした。すなわち、

ウイグル人、チベット人、モンゴル人が、自国で不当に苦しめられている

「調和の取れた社会」を推進するという政策とは裏腹に、民族間の緊張と不満が高まっている

会議出席者は、このような政策が漢人、ウイグル人、チベット人、モンゴル人に測り知れない苦痛を与えていると非難し、こうした全く容認できない現状に対する短期的・長期的戦略に基づいて行動するための、共通基盤の構築に向けた新たな取り組みを行っていくことを誓った。また出席者は、こうした行動は並行して行うべきものという意見に強く賛同し、各自の取り組みと共に、共同イニシアチブを通した他団体との協働、さらには世界中の友人や支援者との協力体制の構築を推進すべきだとした。

出席者は、国際法に基づく民族自決権について協議し、中国の民主化が、自らの故郷が現在中国の領土となっているウイグル人、チベット人、モンゴル人の今後と、どう関係していくかについて、様々な方面から意見を交わした。

そして、国際社会ならびに国連人権機構に対して、中国がその国民の権利を意図的に抑圧していることの説明義務を、中国政府に負わせるよう要請した。

さらには「民主主義社会」に対し、今後も人権を二国間・多国間協議の重要項目として必ず含めるよう要請している。

また漢人、ウイグル人、モンゴル人は、チベット亡命政府の議会議長の招きに応じ、インドのダルムサーラを訪れて、チベット人が50年以上に渡り民主的な亡命組織を構築すべく取り組んだ経験を学び、今後もチベットの各種機関との協働関係を築いて欲しいとした。

最後に会議では、中国でも、ウイグル人、チベット人、モンゴル人の苦難を理解している人の数が増えていることをことから、今後も中国の人々をさらに支援していく取り組みが必要だとした。

 

世界ウイグル会議
迫害を受けている人のための協会
代表なき国家民族機構

関連報道  ﻣﯘﻧﺎﺳﯩﯟﻩﺗﻠﯩﻚ ﺧﻪﯞﻩﺭﻟﻪﺭ


◆Report Details Persecution of UNPO Members in China

UNPO has recently submitted a report on the occasion of the 17th Session of the United Nations Universal Periodic Review (UPR), due to take place in Geneva, in October 2013. The report highlights the endemic failure of leadership by the Chinese government to protect human rights in the country, as minorities, liberal intellectuals, religious groups and political activists continue to be threatened and persecuted on daily basis. Despite the vaunted economic dynamism and small political reforms since the country last came under revision by the UPR, in early 2009, the PRC still shows no substantive progress in addressing long-standing human rights concerns.

http://www.unpo.org/article/15317

 

 

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