2008年10月18、19日 チベット・モンゴル・ウイグル三民族連帯シンポジウムおよびデモ
- 2008/10/19
- 活動報告
チベット、南モンゴル(内モンゴル)、ウイグル(東トルキスタン)、これらの地域に住む人々は漢民族と全く異なった民族であり、異なった言語、文化、歴史をもっています。しかし近代以降、中国の「密接不可分の一部」であるとして不当に占領され、そして現在は民族としての生命が絶たれようとしています。自民族の言語による教育、宗教活動が制限され、民族の文化・歴史も否定され、中国への同化政策の真っ只中にいます。
中国政府の残酷な支配を止めさせるためには、3民族が合同して立ち上がらなければならないという強い危機感の下、日本ウイグル協会の発案により、世界でも初めての3民族による合同の抗議集会とデモを行うことになりました・・・続き
公式サイト
チベット・南モンゴル・ウイグル3民族連帯シンポジウムおよびデモ
レポート
3民族連帯シンポジウムとデモの報告
東トルキスタンに平和と自由を(ブログ)
世界でも初めての試みであった「3民族連帯シンポジウムおよびデモ」は、予定通り執り行うことができました。
10月18日のシンポジウムには200人を超える方々が参加くださいました。 他人の国を侵略した中国政府が、現地でどのような支配をしているのか、チベット、モンゴル、ウイグルの代表によって詳しく説明されました。中国政府による残酷な支配をやめさせるためには3民族が連帯していかなければならない、ということを確認しました。またアジアの民主主義の先進国である日本は、彼らを助けていく道義的義務があることを確認しました。
19日のデモには250人の参加者がありました。 チベット、モンゴル、ウイグルの旗、プラカードによって、中国の圧政下にある民族の声を渋谷の町の人々にアピールしました。オリンピックが終わって徐々に関心が薄れているとはいわれているものの、沿道の方々の反応は暖かく、とても良いアピールができました・・・続き
報道
【集う】チベット・モンゴル・ウイグル3民族連帯シンポジウム(18日、東京都文京区の拓殖大学) – MSN産経ニュース
現在、中国の一部に組み込まれているチベット(チベット自治区など)、モンゴル(内モンゴル自治区)、ウイグル(新疆ウイグル自治区)。これらの地域に住む人々は本来、漢民族とはまったく違う民族であり、違う言語、宗教、文化を持っている。だが、中国は「密接不可分の一部」として、強権的な同化政策を進め、自由、独立を求める政治活動はもちろん、自民族言語による教育や宗教活動も厳しく制限してきた。3民族合同の抗議集会が行われるのは世界でも初めてのことである・・・続き
シンポジウムおよびデモを紹介しているサイト
初めての三民族連帯シンポジウム
三民族(プラス日本・台湾)連帯デモ:渋谷宮下公園にて