2011年9月ヨーロッパ訪問
- 2011/10/19
- 活動報告
- イリハム・マハムティ, ヨーロッパ中央アジア学会, 世界ウイグル女性会議
2011年9月ヨーロッパ訪問 |
9月13日から月末まで、当協会会長イリハムがヨーロッパ各国を訪問しました。13日 イギリス、ロンドン着 14~15日 フランス、パリ滞在 16~17日 ベルギー・ブリュッセル滞在 18~22日 ロンドン滞在 20日 ケンブリッジ大学で行われたヨーロッパ中央アジア学会のパネルプレゼンテーション、ディスカッションに参加。 23~27日 エストニア タリン滞在 24~26日 世界ウイグル女性会議、エストニア国立図書館にて開催。 27日 世界ウイグル会議 各国からの代表からの報告会、総会を行う。 28日 日本帰国
パリでドルクン事務総長をはじめとした、ヨーロッパやトルコの運動の実務面を担っている人たち数人と会い、これまでの運動についての反省と、これからの運動のあり方について話し合いました。 ブリュッセルでは、EU議会でウイグルの人権問題を訴えている世界ウイグル会議のメンバーと会い、その中でさまざまな励みとなることを聞くことができました。 20日にはケンブリッジ大学で行われたヨーロッパ中央アジア学会「The European Society for Central Asian Studies (ESCAS)」の会議、第7会場(Governance and political developments)で行われたパネルプレゼンテーション、ディスカッション「RT Xinjiang: a contested territory」に参加しました。ここで私は、アジアにおけるウイグルの組織活動について発表しました。 (※当日のプログラムはこちら) エストニアでは世界ウイグル女性会議が開催され、その開会式などに出席した後、27日の世界ウイグル会議の総会で、各国の活動報告と、今後の計画などについて話し合いました。これまで、世界ウイグル会議から日本ウイグル協会への支援体制は十分ではなかったことへの反省と、そのような中で日本の活動が活発に行われてきたことに対し、非常に高い評価を頂きました。今後更に日本でのウイグル活動が活発化するよう、世界ウイグル会議としても日本ウイグル協会への支援を行うことを確認しました。 今回のヨーロッパ訪問は、感動させられることも多く、実りが多いものになりました。 帰国後10月1日、神奈川県議会で、自民党の神奈川県議連の方々と、政治家を志す若い人たち、70人ほどの前でお話しする機会をいただきました。そこで、ウイグルの現状を話すと共に、政治家を志す人ならば、この国をどう守るのか、国民をどう守るのかを真剣に考えてほしい、と話しました。 (文責:日本ウイグル協会会長 イリハム) |
ヨーロッパ滞在中の写真 |
ヨーロッパ中央アジア学会開会式 |
ヨーロッパ中央アジア学会開会式 |
ヨーロッパ中央アジア学会パネルプレゼンテーション |
ヨーロッパ中央アジア学会会場前 |
イギリス ロンドン 左からドルクン・エイサ(WUC事務総長)、カイサル・オズフン(ウイグルペン総裁)、エルキン・エメット(WUC事務副総長)、エルキン・エクレム(アンカラ大学教授)、アニワル・トフティ(イギリスウイグル協会設立者)、イリハム *敬称略 |
フランス パリ 左からエルキン・エクレム、エルキン・エメット、ウプル・ハジ、イリハム、ドルクン・エイサ、エヘット・ハジ |
フランス パリ 左から エルキン・エメット、イリハム、エヘット・ハジ、ドルクン・エイサ、ウプル・ハジ |
エストニア タリン 左から トゥユグン・アブドワリ、ハイルラ・エペンディ、イリハム、セイット・トムトルコ(WUC副総裁)、ハミット(カザフ人)、メメット・トフティ(WUCヨーロッパ議会駐在員) |