日本ウイグル協会主催上映会 『映像で知る放射能被害』報告


日本ウイグル協会主催上映会 『映像で知る放射能被害』報告



6月18日土曜日13:30より、川崎市国際交流センター第五会議室にて、日本ウイグル協会主催上映会『映像で知る放射能被害』が開催されました。
この日の延べ来場者数は、約二十人でした。
ご高齢の方や小学生の男の子など、家族と一緒に見に来て下さった方もいらっしゃいました。
上映会は二部構成で、
第一部では「はとよひろしまの空を」「Death on The Silk Road」の2作品
第二部では「ヒロシマ・母たちの祈り」「Death on The Silk Road」の2作品を上映しました。「はとよひろしまの空を」は、原爆が投下された当時の広島の少年が飼っていた伝書鳩を主人公にした、小学生向けアニメ作品です。(制作:東映株式会社教育映像部 1999年)
「ヒロシマ・母たちの祈り」は、原爆の被害を受けた方々のその後の人生を追った記録映像です。(記録映像 制作:日本映画心社 1990年)

そして、「Death on The Silk Road」(日本語字幕版)は、中国の新疆ウイグル自治区内のロプノールにある核実験場で行われた核爆発実験の被害状況を潜入取材したドキュメンタリー番組です。
なお、この作品はヨーロッパを中心に世界83ヶ国で放送され、1999年には優れた報道映像作品に送られるローリー・ペック賞を受賞しています。(制作:イギリス Channel4 1998年)

作品上映後は、中国で行われた核実験記録の詳細および人体に対する放射能被害の解説が、福島第一原発事故の被害との比較を交えながら行われました。

来場者の中には、かつてのシルクロードの交易地付近で、約30年に渡って、近隣住民に事前連絡も無いまま、大規模な核実験が、46回も繰り返されていたことを初めて知った方もいました。
さらに、中国初の核実験が行われたのは1964年10月16日ですが、その日は(中国が参加をボイコットした)東京オリンピック(10月10~24日)の開催期間中だったということ、そしてNHKの大人気番組「シルクロード」のロケ地はまさに核実験が行われた場所の近くだったということを知った来場者は驚きを隠せなかったようです。

福島原発事故に世界的注目が集まる中、今回の上映会に来た方々を見て、やはり皆さんの核に対する関心は高いと感じました。
今回の上映会に足を運んで下さった方々に深く感謝を申し上げます。

これからも首都圏近郊を中心に上映会を定例的に開催していく予定ですので、皆様のお近くで上映会が開催されるときは、ぜひご来場下さい。

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