日本ウイグル協会 Japan Uyghur Association
カンボジア→中国 20人のウイグル人強制送還に関する情報

カンボジア→中国 20人のウイグル人強制送還に関する情報

米、カンボジアへの軍用車両提供を凍結 ウイグル族の中国送還で
2010年4月2日

 米国務省のクローリー次官補(広報担当)は1日の定例記者会見で、米国が3月、カンボジアに対する軍用車両約200台の提供を凍結したことを明らかにした。中国からカンボジアに密入国し、難民申請をしたウイグル族20人をカンボジア政府が昨年12月、中国へ送還したことへの対抗措置。  米国務省は20人に対する迫害を懸念する声明を発表し、カンボジア政府に対して「米国との関係に影響するだろう」と警告していた。(共同)
強制送還された20人のリスト
2009年12月25日

12月19日に中国に強制送還された20人の氏名を公表します。 カンボジアの軍事基地から中国のチャーター便で強制送還されましたが、行き先は不明なままです。
中国政府には彼ら20人が現在どこにいるのか、状態はどうであるのか、をきちんと公開するよう求めます。

Abdukadir Abdugheni アブドゥカディル・アブドゥゲニ 男 22歳
Shahida Kurban シャヒダ・クルバン 女 20歳
Maymuna Abdukadir マイムナ・アブドゥカディル 男 0歳
Bilal Abdukadir ビラル・アブドゥカディル 男 1歳
*以上4人は家族です。シャヒダは20人のうちの唯一の女性で妊娠6ヶ月といわれています。

Aikebaerjiang Tuniyaz アイケバエルジャン・トゥニヤズ 男 27歳
Mutallip Mamut ムタリップ・マムト 男 29歳
Islam Urayim イスラム・ウライム 男 29歳
Hazirti ali Umar ハジルティ・アリ・ウマル 男 19歳
*以上4人はカンボジア滞在中に氏名が公表されることに同意しています。12月初旬には既に公表されていました。また、アイケバエルジャンはカンボジアのビザを持っていたのに強制送還されたといわれています。

Halil Abdugheni ハリル・アブドゥゲニ 男 22歳
Kasim Abdulla カシム・アブドゥッラ 男 23歳
Kawul Kurban カウル・クルバン 男 32歳
Eli Amat エリ・アマト 男 42歳
Musa Muhamad ムサ・ムハマド 男 23歳
Ali Nur アリ・ヌル 男 30歳
Ali Ahmat アリ・アフマト 男 29歳
Mamat Ali ママト・アリ 男 37歳
Ebrayim Mamat エブライム・ママト 男 37歳
Mahmut Bilal マフムト・ビラル 男 26歳
Omar Mohamed オマル・モハメド 男 37歳
Turik Muhamet トゥリク・ムハメト 男 25歳
岡田外務大臣とカンボジア王国ソック・アン副首相兼閣僚評議会担当大臣との会談
2009年12月24日

岡田外務大臣は、本24日(木曜日)16時から約50分間、(財)岡田文化財団主催アンコールワット展オープニングセレモニーに出席するため訪日中のソック・アン・カンボジア王国副首相兼閣僚評議会担当大臣と会談したところ、概要は以下のとおりです。

1. ソック・アン副首相から、これまでの我が国の経済協力及び文化協力に対する謝意を述べた上で、日本とカンボジアの文化協力の促進、環境保護志向の観光協力、文化遺産の保護等の分野でも、本年11月の第1回日本・メコン地域諸国首脳会議で発表された「日メコン行動計画63」を具体化していくことを期待する旨述べました。岡田外務大臣から、カンボジアに訪問した際の印象を紹介し、具体的な協力につき実務的に両国で検討していきたい旨述べました。
2. 岡田外務大臣から、カンボジアとラオスの国境地帯における淡水イルカの保護のため協力していきたい旨述べました。ソック・アン副首相は、淡水イルカの現状を詳細に説明の上、日本の協力を歓迎する旨述べました。
3. 岡田外務大臣から、クメール・ルージュ裁判の進展を歓迎するとともに、早期完遂に期待を表明し、ソック・アン副首相は、可能な限り早期に完遂したい旨述べました。
4. 先週末カンボジアがウイグル族の難民申請者を本国に送還したことについて、岡田外務大臣から難民条約の精神に照らして今回の措置が適切であったとは言い難く、遺憾である旨述べました。これに対し、ソック・アン副首相は、当該ウイグル族は入国法に反する不法移民であるとの報告を受けている旨述べました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/12/1224_06.html
送還されたウイグル人はカンボジアのビザを持っていた
2009年12月23日

【抄訳】
カンボジアへの合法的な訪問者が、集団的な強制送還によって中国に送られたと見られる。

不法入国者としてカンボジアから中国に強制送還されたウイグル族の亡命者20人のうち、ひとりは合法的に、かつ国連の難民担当の職員のアドバイスによってカンボジアに入国していたことを、RFAは突き止めた。
アイケバエルジャン・トゥニヤズ(Aikebaerjiang Tuniyaz)(27)は「国家機密情報漏洩罪」によってウルムチのLiudawan刑務所で1年の刑期を終えてから、2009年3月に中国を出国した。
トゥニヤズはアクスで生まれ、上海Jiaotong大学を卒業し、2007年にRFAウイグル語部門に対して、ウルムチで中国の保安部隊によって射殺されたウイグル人について証言した。
トゥニヤズは2009年前半にタイに入り、国連高等弁務官事務所(UNHCR)のバンコク事務所にて亡命を求めたが、そこの職員がカンボジアのプノンペンのUNHCR事務所で申請すれば早く手続きしてもらえるかもしれないと提案した、と以前のインタビューで語っていた。
彼はバンコクのカンボジア大使館でビザを取得し、カンボジアには合法的に入国できたと言った。今年7月5日のウルムチでの民族の騒動がおきたときには、トゥニヤズは合法的にカンボジアに居た。

中国の強い圧力によって強制送還された20人のウイグル人は、保護施設での聞き取り調査によると、今年の夏に起きた新疆での民族の騒乱後にカンボジアに逃げてきたという。
AP通信が得た供述によると、彼らは中国に送り返されたなら長期の懲役刑か死刑にされることを恐れているとUNHCRに告げていた。

トゥニヤズは21人のウイグル人グループと共にプノンペンで引き止められていたと言われる。
カンボジアは彼らウイグル人が不法に入国したから追放したと言っている。それ以来、北京との関係は強化したかもしれないが、アメリカ政府によって強く非難されている。
習近平副主席が訪問中の月曜日に、中国はカンボジアに対して12億ドルの援助にサインした。資金援助と借款は14条の協定からなり、ビルや道路、仏教寺院の修復まで及んでいる。

http://www.rfa.org/english/news/uyghur/deported-12222009150841.html
カンボジア警察、2人のウイグル人の赤ちゃんを捜索
2009年12月23日

【抄訳】
カンボジアの警察は火曜日、国連高等弁務官事務所(UNHCR)のリストに載っていた2人のウイグル人の乳児を、現在捜索中であることを発表した。

マイムナ・アブドゥカディル(Maymuna Abdukadir) 男 2009年6月28日生 身長60cm 体重8kg
ビラル・アブドゥカディル(Bilal Abdukadir) 男 2009年6月14日生 身長80cm 体重15kg
以上の2人はUNHCRの22人のウイグル族のリストに入っていた。
これら乳児はUNHCRのエージェントによって隠されている疑いがある。
中国西部のウイグル族は北ベトナムを通過してカンボジアに到着した。彼らはBavetの国境のゲートを通過してカンボジアに入った。ウイグル族の難民らは、金曜日にカンボジア当局によってさまざまな隠れ家から連れ出された。そして土曜夜には、22人の亡命者のうち妊娠6ヶ月の女性を含む20人を、軍事施設から飛行機に乗せて中国に送還した。

http://ki-media.blogspot.com/2009/12/cambodian-police-hunting-for-two-uighur.html
中国に送り返されたウイグル人たちがUNに宛てた手紙
2009年12月23日

哀れなウイグル人20人は先週の土曜日、お知らせした日にプノンペン空港から中国に送還されてしまいました。

中国政府外務省もこれを認めたが、現在の居場所などは教えなかったという。

カンボジアに入ったのは22人で、幸い残る2人は未だ逃走中。

パユルに載っていた12月22日付APによれば、
http://phayul.com/news/article.aspx?id=26262&article=Deported+Uighurs+told+UN+of+fears+of+China+return

彼らは中国に送り返される前に、UNに対し難民として保護してくれるよう嘆願書を提出していた。

手紙には一人ひとりが置かれた状況について説明されていた。

例えば、以下はカシュガル出身の29歳の男性の話。

「私はウルムチで7月5日に起こった騒動を写真やビデオに撮った。
あの日ビルの屋上から撮影したのだ。下では武装警官隊がデモ隊と衝突し、発砲した。これに対しウイグル人たちは石を投げて応戦した。路上には沢山の血だらけになって倒れた人が横たわっていた」。
「自分はまさに戦場にいると感じた。下に見える路上は倒れたウイグル人で一杯だった。死ぬと思った」

「それから4日たったとき街で外人のレポーターに出会った。私は彼にその時撮影した写真とビデオを渡すことを了承した」

「もしも、中国に返されたら自分は間違いなく無期懲役或いは死刑になるだろう」

又、アクス出身の教師27歳は手紙の中で「私は夏の騒動が始まる以前に公安局から生徒の中に反中国分子がいないかどうかを調査し、報告するよう強制されていた」

「私はかつて一年以上再教育キャンプに入れられ殴られ、拷問されていた」

「私は世界中にウイグル人に今何が起こっているかを証言することができる。そしてこれは中国政府の望まないことだ。もしも、中国に返されたら私は間違いなく監獄行きだ」 と話し、中国に返さないでほしいと懇願していたという。

http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51341210.html
「密航は厳しく取り締まる」 ウイグル族送還で中国
2009年12月22日

 中国外務省の姜瑜報道官は22日、カンボジアに密入国した中国新疆ウイグル自治区のウイグル族20人が中国に強制送還されたことを確認し「中国は密航に断固反対し、厳しく取り締まる」とする談話を発表。カンボジア政府による送還は正当な措置だと強調した。

 送還されたウイグル族は、同自治区ウルムチで7月に起きた暴動に関連して迫害される恐れがあるとしてカンボジアで難民申請をしていた。このため国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や米政府は送還措置に懸念を表明している。

 また談話は「国際社会は犯罪取り締まりで協力を強化するべきだ」としている。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/091222/chn0912221226005-n1.htm
中国:強制送還されたウイグル族難民申請者に虐待の危機
2009年12月22日

2009年12月19日、カンボジア政府は国際法の義務を無視して、ウイグル族難民申請者20名(男性17名、女性1名、子ども2名)を中国に強制送還した。中国政府はこれらのウイグル族の所在を直ちに明らかにするとともに、国連や弁護士、外交官、家族たちが面会するのを今すぐ認めるべきである、と本日ヒューマン・ライツ・ウォッチは述べた。

中国政府は、すでに長い間、ウイグル族に対する拷問・強制失踪・恣意的な拘禁などの人権侵害を続けているほか、新疆ウイグル自治区での刑事裁判には適正手続がかけている。また、中国政府は、カンボジア政府に対し、このウイグル族20名の送還を求めて、強い圧力をかけた。こうした実情に鑑み、送還された20名のウイグル族がどこにいるのか、そしてその身の安全が非常に憂慮される、とヒューマン・ライツ・ウォッチは述べた。

「中国外務省は、これらのウイグル族の男性や女性そして子どもに、‘犯罪者'のレッテルを一方的に貼った。」とヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア局長ブラッド・アダムズは述べた。「中国政府は、ウイグル族難民申請者たちひとりひとりが、国際的基準に照らしても犯罪と言うに足りる行為を行ったという事を示す、信頼に足りる証拠を公にすべきだ。それがなされない限り、中国政府に対し、送還された人びとの所在を明らかにして大使館職員など各国の政府代表らとの面会を許可せよ、という世界中からの最大限の圧力が必要だ。」

中国政府は、国連、弁護士、外交官、人道支援関係者、家族たちに対し、拘束中のウイグル族難民申請者との面会を直ちに認めるべきである、とヒューマン・ライツ・ウォッチは述べた。

この20名のウイグル族難民申請者の殆どは、今年7月5日から7日にかけてウルムチ(Urumqi)で起きた抗議行動の後中国を出国。10月下旬と 11月初旬にカンボジアに到着した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はこれらの難民申請者を「援助対象者」とする証明書を発行。12月16日時点では、UNHCRとカンボジア政府が共同管理する施設に移されていた。

2009年7月5日から7日にかけて新疆ウイグル自治区の首府ウルムチで起きた抗議運動は、ここ数十年に中国でおきた民族的暴力事件のなかでも、最も血にまみれた事件のひとつ。中国南東部広東省でおきたウイグル族に対する暴力事件が、新疆ウイグル自治区で長らく差別政策に苦しんできたウイグル族の怒りを呼び起こす「ときの声」となり、抗議行動の発端となったとみられる。当初平和的だったウイグル族のデモは、瞬く間に漢族中国人に対する暴力的襲撃に転化し、多くの死傷者を出した。

中国の法執行機関は、国内外の基準に沿って公平な捜査を行なうかわりに、ウルムチのウイグル族居住地区で、大規模な違法逮捕を敢行。公式の数字によっても、今回の抗議運動に関連して治安部隊が逮捕した人びとの数は、ゆうに千名を超えている。この7月の暴動に関連して、これまでに14名(漢族とウイグル族両方含む)に死刑判決が下された。しかし、これらの裁判は、弁護活動の制約、判決内容がすでに決まっているという問題、法の定める裁判の公開や裁判日時の告知の無視など、問題だらけで、国際的に定められた裁判の最低基準にも満たなかった。中国の司法が長らく抱える問題点が露呈した形だ。

ウイグル族20名の難民保護申請を認めないままに中国に強制送還したカンボジアの行為は、国際条約に違反する、とヒューマン・ライツ・ウォッチは述べた。すなわち、国連の難民条約(難民の地位に関する条約)と同条約の1967年難民議定書及び拷問等禁止条約上の義務に違反するものである。中国は、広く世界中で批准されているこのふたつの国際条約の締約国である。これらの条約の条項のうち、強制送還を禁止する主要な条項は、更に国際慣習法の普遍的規範と認められている。

「多くのカンボジア人たちが、世界各地で難民として保護されている。そして、カンボジア政府は、アジアでは数少ない難民条約及び拷問禁止条約の締約国である。そうした点からも、今回の行為はとりわけ遺憾で嘆かわしい。」とアダムズは語った。「カンボジア政府は、国連難民高等弁務官事務所に協力し、帰還すれば迫害や拷問されるかもしれないという危険がある人びとを保護すると約束している。今回、フン・セン首相は、こうしたカンボジア政府の約束を踏みにじった。」

国連はもちろん多くの諸外国政府は、カンボジア政府に対し、この20名のウイグル族を中国に送還するという違法行為を行なわないよう強く要求した。しかし、フン・セン首相はそのような各国政府の嘆願を無視。そればかりか、ウイグル族の難民申請者たちを軍の飛行場に連行し、チャーター機で中国へ強制送還。この飛行機がどこに20名を連れて行ったのかは未だに不明のままである。

20名が強制送還された翌日、中国副主席・習近平氏(Xi Jinping)がプノンペンに到着。習近平氏は、そこでカンボジア政府に対し、ウイグル族を追放したことに感謝の意を表し、約900億米ドルの援助を約束したのである。

「国連安保理の常任理事国たる中国が、かくもあからさまに他国に対し、国際的な義務に違反するよう働きかけた。これは、20名のウイグル族難民申請者だけの問題として捕らえられるべきではない。これは、世界にとっての関心事だ。」とアダムズは語った。「あらゆる国際的なフォーラムの場----国連安保理はもちろん、国連人権理事会や国連難民高等弁務官事務所の執行委員会など----で、中国政府のすべての代表は、この驚くべき国際法無視行為についての責任を追及されるべきだ。」

http://www.hrw.org/ja/news/2009/12/22-0
岡田外相、中国脱出ウイグル人の送還に遺憾の意「生命に危険」
2009年12月22日

 岡田克也外相は22日の記者会見で、カンボジアに密入国したウイグル族20人の中国への強制送還について「人道的見地から適切だとは言い難い。ウイグル族の皆さんが生命の危険にさらされる可能性がある」と批判し、カンボジア政府に遺憾の意を伝えたことを明らかにした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091222/plc0912221843016-n1.htm
ウイグル人追放後、中国からカンボジアへの援助が増加
2009年12月21日

【抄訳】
中国はカンボジアへ10億ドルの援助協定に調印し、中国から亡命したウイグル人を強制送還したことについて感謝した。

強制送還の決定は習近平中国副主席の3日間の訪問の前に行われ、月曜日にはフン・セン首相と会談し、14件よりなる二国間の協定に調印した。
協定は12億ドルの援助と借款が取り決められ、カンボジア政府のスポークスマンKhieu Kanharithによると、二国はすべての分野で関係を強化することに同意したという。
中国とカンボジアは長期間に渡る親密な関係がある。1992年以降これまで、中国は東南アジアの貧困国に対して援助と借款を9億3000万ドル行ってきた、とKhieu Kanharithは言った。 「これらの人々の送還に協力して頂いて、中国はカンボジアに感謝している」と彼はウイグル人強制送還について言った。「中国の法では、彼らは犯罪者です。」

ウイグル人のリーダーであるラビヤ・カディールは、強制送還はこの地域への中国の影響力が強くなったことの現れであり、プノンペンの決定については、「何億ドルもの援助を背景にした、中国からの強い圧力によって影響されたことは間違いない。」と言った。

http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5gBWcSO8GM3MQzQf05FXc5qbikyiQ
12月21日カンボジア大使館での抗議行動
国際法に反してウイグル人亡命者を強制送還したカンボジア政府に対して、日本ウイグル協会として抗議行動を行いました。

12月21日(月)12:00より、当協会会長イリハムとウイグル支援者らがカンボジア大使館前に集まり、日本ウイグル協会の抗議文を提出しました。
当日朝にカンボジア大使館と連絡を取り、抗議文を手渡すことを確認しましたが、約束の時間に正面門でインターホンを鳴らしても反応がなく、脇から警備員らしき人が出てきました。彼が言うには、外交官ら大使館員は全員外に出ているので、書類は預かっておくとのこと。
アポイントメントを取っていたのに、大使館関係者が全員留守になるとはどういうことなのでしょうか。
結局その警備員らしき方の前で、当協会会長イリハムが抗議文を読み上げ、彼に抗議文を渡して帰ることになりました。
国際法を守らずに、ウイグル人20名の生命を政治利用した上、さらにこのような不誠実な対応を取るカンボジア政府に対して、断固抗議致します。

当日の様子はこちら
12月21日カンボジア大使館抗議(youtube)
12月21日提出のカンボジア政府への抗議文
ウイグル人20名強制送還に関するカンボジア政府への抗議文

 私達日本ウイグル協会は、中国国内での弾圧を恐れ、カンボジア王国に亡命したウイグル人20名を、国際法に違反する形で中国に強制送還させたことについて、カンボジア王国政府に対し、抗議の意思を表明致します。

 カンボジア王国に亡命した20名のウイグル人は、本年7月5日のウルムチ事件以後、地元の武装警察などの弾圧を恐れ、カンボジア王国に助けを求めた人々です。彼らは、明らかに「政治難民」です。
 強制送還されたウイグル人20名が中国に強制送還される場合、彼らの自由と生命が脅かされることは確実です。

彼らを中国へ強制送還させる行為は、国際法に定められているノン・ルフールマンの原則に反するものであります。さらに中国の習近平国家副主席がカンボジア入りする前に、このような事態に至ったことは、ウイグル人20名の生命を政治利用したと判断せざるを得ません。

カンボジア王国はこれまで発展途上国として、他国からの多大な人道的な援助を受けてきたはずです。なぜ人道的な援助によって助けられてきたカンボジア政府が、人道に反するウイグル人亡命者の強制送還という対応をされたのでしょうか。

以上、国際法を反故にし、ウイグル人20名の生命を政治利用したカンボジア政府に対し、日本ウイグル協会は断固として抗議致します。


平成21年12月21日  日本ウイグル協会

当日の様子はこちら
12月19日提出のカンボジア政府に対する要望書
2009年12月19日
カンボジア王国特命全権大使 ハオ・モニラット閣下

ウルムチ事件後に弾圧を恐れてカンボジアに亡命してきたウイグル人22人が、今日にでも中国に強制送還されると聞き、大変驚いております。
22人はプノンペンの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で保護され、彼らの扱いは同事務所に任されているはずであり、第三国の受け入れ先を含め交渉しているものと思っておりました。
それだけに、このニュースには強い衝撃を受けています。

中国はかねてより22人の送還を求めておりましたが、それを受け入れた場合、彼ら亡命者はほぼ確実に投獄され、無期懲役か死刑が待っているものと思われます。
亡命申請者のうち一人は、ウルムチ事件の際の写真や映像を外国報道機関に提供したと話しているとのことです。
カンボジア政府は、中国の習近平国家副主席のカンボジア訪問に合わせて決定されたということなのでしょうか。
国際法上では、ノン・ルフールマンの原則:生命や自由が脅かされかねない人々を追放したり送還されることを禁止する原則、があります。
中国からの圧力に屈して、国際社会の原則に反するような強制送還という決定をされませんよう、カンボジア政府に対して要望致します。

日本ウイグル協会

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