独BASF、新疆2工場を売却 人権侵害の疑い
- 2025/4/23
- ウイグル情勢

日本経済新聞 2025年4月23日 3:42 [会員限定記事]
【フランクフルト=林英樹】欧州化学最大手のドイツBASFは22日、中国の新疆ウイグル自治区にある2工場を運営する合弁会社の株式を、シンガポールの化学大手ヴェルデ・ケミカルに売却したと発表した。合弁を組む中国・新疆美克化学工業(マーカー社)によるウイグル族への人権侵害があったとして国際的な批判が高まっていた。
株式を売却したのは、2016年設立のBASFマーカー化学製造と、マーカー・メイオウ化学の…
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22DVD0S5A420C2000000/