「どこに行っても盗撮される」 追ってくる中国当局の「越境迫害」に対処の宮城県警に感謝
- 2024/12/29
- ウイグル情勢
日本ウイグル協会会長 レテプ・アフメット
産経新聞 2024/12/29 08:00
去る11月20日、宮城県警は、日本ウイグル協会主催の講演会に虚偽の日本人名で侵入し情報収集していたとして中国人留学生を私電磁的記録不正作出・供用の疑いで書類送検した(後に不起訴処分)。
ここ数年、私たちは、祖国に残る家族や同胞たちの声なき声を代弁し、証言集会やパネル展などさまざまな形で、ウイグルジェノサイドの実態を発信する合法的な言論活動を日本全国で展開してきたが、どこに行っても中国人らしい不審者に盗撮されることが常態化していた。
現場で捕まえて警察に引き渡したケースもあれば、問い詰めると「アルバイトで雇われて盗撮しに来た」と罪悪感もなく軽々と白状するケースもあった。盗撮された写真一枚一枚が私たちにとって命取りになり得る深刻な問題だった一方、「スパイ防止法」がないことを理由に取り締まりが放置されてきた。
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https://www.sankei.com/article/20241229-3RFUBXXCKBILTNGPN7C4EVWCOQ/