ウルムチ虐殺13周年追悼デモ行進のお知らせ
- 2022/6/22
- お知らせ

2009年7月5日のウルムチ虐殺事件13周年への抗議、そして現在300万人以上が収容されている強制収容所の閉鎖を求めてデモ行進を開催します。
参加、応援、拡散よろしくお願いします。
日時:2022年7月3日(日) 11:00集合 11:30~進行
集合場所: 神宮通公園 (東京都渋谷区神宮前6丁目22ー8 ※明治神宮前駅から直線距離で525m)
主催:特定非営利活動法人 日本ウイグル協会
連絡先: 03-5615-9597 info@uyghur-j.org
※当日は主催者の指示に従ってください。
※民族差別的なシュプレヒコールやプラカードはお断りします。
背景
中国人への同化や強制労働の目的で東トルキスタンから中国本土各地へ強制移送されらウイグル人の若者たちが、移送先で差別や虐待を受け、更には中国人市民らに無差別に襲撃され殺害される事件が起きたことへ抗議し、2009年7月5日、東トルキスタンのウルムチ市でウイグル人大学生らを中心とした平和的なデモ行進がありました。しかし、中国の武装警察や軍が直ぐに学生らに発砲し、抗議デモが残酷に鎮圧され、数千人ものデモ参加者が銃殺され、無差別に拘束された数万人もの人々が行方不明となりました。
その後もウイグル人に対する非人道的扱いが激しさを増す一方です。300万人を超える罪にの無いウイグル人らの強制収容や大規模な不妊手術の強制キャンペーン等、ウイグル人社会を滅ぼす意図を持った非人道的犯罪行為が国策として実施されているのです。私たち日本在住のウイグル人たちも、家族との連絡も取れず、故郷に帰ることもできない状態が続いています。親の安否が気になり危険を冒して一時帰国した在日ウイグル人女性は、帰国後に収容され、拘束中に死亡した事例も報道されています。
ウイグルで起こっている悪夢を終わらせるために、世界各国の政府・議会が相次いでこれを国際法上犯罪となるジェノサイドと認定し、責任を負わせる取り組みを進めています。これまでに、アメリカ政府、カナダ議会、オランダ議会、イギリス議会、リトアニア議会、チェコ議会、ベルギー議会、フランス議会、アイルランド議会、欧州議会等が相次いでジェノサイドや人道に対する罪に認定しました。
政界だけではなく、国際法や人権問題の専門家たちも相次いで独自の調査報告書を発表し、ウイグルで起こっていることをジェノサイドや人道に対する罪に当たると結論付け、国際社会に行動を求めています。
また、先進7カ国(G7)の中では、日本を除く各国がウイグル問題で制裁に踏み切りました。特に、ウイグル問題で制裁に踏み切ったEUですが、対中制裁を発動するのは天安門事件以来の出来事です。
日本国民の間でも批判の声が高まっており、2021年3月以降、私たちが把握しているだけで、日本全国31の都道府県から98の地方議会がウイグル問題で意見書採択し、国に対応を求めています。