産経新聞 2021.5.9
中国政府による人権侵害に抗議するデモ行進が9日、東京都内で行われた。在日のウイグルや香港、南モンゴル、チベットの人々ら約600人(主催者発表)が参加。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されているため、大きな声は控え静かに行進した。
デモには在日ミャンマー人が初めて合流。国軍が市民弾圧を続けているミャンマーの民主化を支援する在日ミャンマー市民協会の熊沢新さんは「軍事クーデターで国民は自由、民主主義、人権の脅威にさらされている。チベットなどの各地も過酷だ。アジアの民主主義や人権のため協力していきたい」と話した。
日本ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長も「郷里の家族と連絡をとれないウイグル人が周囲に増えていて、私の家族12人も消息が絶えた。中国政府はやましいことがなければ各国メディアや外交官、われわれ家族に対し収容施設や労働の現場を公開できるはずだ」と言葉に力を込めた。
https://www.sankei.com/world/news/210509/wor2105090018-n1.html
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