中国のモンゴル語禁止政策に対して日本ウイグル協会からの声明


中国政府は6月末、今秋の新学期から、内モンゴル学校におけるモンゴル語教育を停止するという内容の文書を発表し、今はもう実行に移している。

中国政権曰く、モンゴル語は先進的な科学技術や中国流の思想道徳を教えるのに不向きで、「優れた言語」である中国語こそがIT時代にふさわしいという。
ウイグルでの強制収容所やウイグル語禁止に続く、特定の言語が現代の科学技術に適していない、という差別で一方的な言説は中国の現在の非文明性を暴く愚作に他ならない。
中国独裁政権は、恐らく、モンゴル語が内包する高い政治性と国際性ゆえにその影響力に怖がっていることだろう。
言語を禁止し民族独自の文化を消す卑怯なやり方は許されないことである。
日本ウイグル協会は、ウイグル、モンゴル、チベットが中国の侵略政権を追い出し、独自の国民国家を造る権利があるという理念を基礎にモンゴル人を応援する。また、民族の統一を実現するには言語の同一性を堅持しなければならないことの大切さを国際社会に訴えていく。

令和2年9月1日
NPO法人 日本ウイグル協会
会長 于田 ケリム