世界ウイグル会議 第4回代表者大会 無事終了
- 2013/5/6
- 活動報告
世界ウイグル会議 第4回代表者大会 無事終了
Press Release For immediate release 5月14日(月)に東京で開幕した、世界ウイグル会議(WUC)第4回代表者大会は、世界20カ国から120人の代表者が出席し、4日間の全日程を無事終了させ、17日(木)閉幕しました。 大会では、出席者は6つの委員会に分かれ、中国の指導者が交代するという政治的な変化のタイミングである本年後半以降、人権と民主を求める平和的な活動に関して、いかなる新たな戦略が必要かを討議しました。さらに、東京の在日中国大使館前にて、日本人支援者とともに、ウイグルでの人権状況の改善と民主を求める大規模なデモンストレーションを行いました。その模様はすでに、内外のメディアが広く報じたとおりです。 大会期間中に代表者らが、次期指導者を民主的な方法で選出したことは特出すべきことであり、ウイグルの民主化指導者ラビア・カーディル女史が、世界ウイグル会議の総裁に再選されました。 「世界中のウイグル人の代表の信任を得て、ウイグル人の政治的な将来のために働く総裁に再任されたことは大いなる喜びであります。私の指導の下、世界ウイグル会議は、ウイグル人の民主的な権利を獲得する活動を、非暴力平和的に進めてまいります」とラビア・カーディル総裁は宣言しました。 さらに、「私は、中国政府が東トルキスタンの平和的な市民はもちろんのこと、チベットや南モンゴルの人々に対して行なっている、強圧的かつ組織的な同化政策を終わらせるよう求めていきます。さらに、中国の指導者に対し、ウイグル人、チベット人、モンゴル人、さらには漢人らから挙がっている正当な要求に真摯に向き合い、考慮し、東トルキスタン、チベット、モンゴルにおける政治的な問題を解決するよう求めていきます」と述べました。 世界ウイグル会議(WUC)は、東トルキスタン内外のウイグル人の集団的利益を代表する、国際組織です。われわれの主たる課題は、ウイグル人の民主、人権、自由を訴え、平和的で非暴力かつ民主的な手段を通じて、ウイグル人の政治的な将来を決めていくことです。 新指導部は次のとおり: 総裁:ラビア・カーディル 副総裁: a. 中東・トルコ担当 セイット・トムトルコ b. 北米: ウメル・カナット c. 東アジア: イリハム・マハムティ d. ヨーロッパ: ウミット・ヘミット e. 中央アジア: アブドゥレシット・トゥルディウェ f. オセアニア: メメットイミン・アラ g. 外事担当: エスカル・ジャン 執行委員長: ドルクン・エイサ 事務総長: ヌルメメット・ムサバイ スポークスマン: a. 中国語: ディルシャット・ラシット b. 英語: アリム・セイトフ なお、世界ウイグル会議 第4回代表者大会の成功裏での終了後、18日(金)からの3日間、東トルキスタンにおけるウイグル人の民主的権利獲得の運動の指導者となり得る人材を育成すべく、民主化指導者育成セミナーを開催しております。 http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=4240 |