「広東省ウイグル人労働者襲撃虐殺事件」世界同時抗議行動


広東省韶関市でウイグル族と漢人との間で発生した悲惨な事件に対する声明。

6月26日広東省韶関市の玩具工場で、漢人従業員とウイグル人従業員との間で大規模な衝突が発生した。
この衝突により、漢人、ウイグル人双方に数十人の負傷者が出、2名のウイグル人が死亡した。今回の衝突の直接の原因についてはさまざまな噂が流れており、また中国政府が公式な発表をしていないこともあり未だ不明である。
しかし、この衝突の背景にある、中国政府が行っているウイグル人への弾圧と、同化政策が根本的な原因であることは明瞭である。
2003年より中国政府は、東トルキスタンのウイグル人の若者数十万人を、中国の沿岸部の工場などへ強制的に連行している。貧しい農村部の若者に仕事を斡旋するとの名目ではあるが、実態は安価な労働力として奴隷のように酷使されており、さらに女性であれば売春を強要されているのである。強制連行されたウイグル人達は、政府機関や一般の漢人らによって差別され政治的に脅迫され、収容所の囚人のように厳重な監視下に置かれているのである。

これは民族同化政策の一環であることは瞭然である。
貧困からの救済のための職業斡旋ということなら、何故東トルキスタンの地域内で雇用を創出しないのか。漢人を大量に移住させ、その漢人達を要職に就けるよりも、現地のウイグル人の採用を進めるべきではないか。
東トルキスタンは中国の重要な石油、天然ガス、石炭などの生産基地であるにもかかわらず、現地のウイグル人たちは中国全土でも最も遅れた生活水準の経済状態に置かれているのである。
失業と貧困に苦しんでいるということなら都市部の若者も同様であるが、何故南部東トルキスタンの農村部の若者だけを移住させるのか。ウイグルの言語と文化が保存されている農村部から、次世代の若者を取り除くことで同化がし易くなるという目論見があるのではないか。

今回の衝突の責任は、若いウイグル人男女を彼らの故郷から強制連行し、安い労働力として沿岸部の工場などに売り、激しい弾圧や差別的な政策を実行してきた中国政府にある。
日本ウイグル協会は、中国政府によって行われてきた、ウイグル人の強制連行を強く非難するとともに、民族同化政策をやめるよう強く求める。

これまで強制連行されてきたすべてのウイグル人たちを安全に彼らの故郷に戻し、奪った彼らの財産を返却するように要求する。また、今回の事件で犠牲になったウイグル人たちに対し損害賠償を行い、事件に関わった犯罪者などを一刻も早く逮捕し、国内外のウイグル人に対し謝罪するよう求める。

また、ウイグル人の若者の沿岸部への職業斡旋よりも先に、東トルキスタンへの漢人の大量移住を制限し、地域内でウイグル人の就業の機会を増やすよう求める。強制堕胎を伴う人口抑制政策、公教育におけるウイグル語の排除、ウイグル人の伝統文化を破壊する政策をやめるよう求める。

2009年7月3日

日本ウイグル協会

2009年7月3日に行われた抗議行動の告知。

7月3日(金)「広東省ウイグル人労働者襲撃虐殺事件」世界同時抗議行動を中国大使館で行います。
2009年7月2日

中国広東省韶関市の玩具工場で先月6月26日に起きたウイグル人労働者襲撃虐殺事件に対し、世界ウイグル会議の傘下団体が各国の中国大使館で世界同時抗議を行います。

日本ウイグル協会では、7月3日(金)14:00から東京都港区元麻布の中国大使館で、当協会代表のイリハム・マハムティと東トルキスタン支援者が、今回の襲撃事件と、事件の要因となったウイグル人への差別や人権弾圧、ウイグル人の多くの若者が中国全土に労働力として強制連行されている中国政府の非人道的な政策に抗議します。

応援、参加は歓迎します。
当日は14:00から六本木ヒルズ方面から歩いた中国大使館の手前、麻布税務署横で集まっています。

※中国大使館への抗議行動は警察から指導を受けていますので、ルールを守ってご参加ください。
・拡声器の利用や大声を上げる行為は禁止。
・大使館前では国旗とプラカードはそれぞれ1枚だけ持ち込み可(当協会が用意します)。
・大使館前まで行けるのは5名+撮影者1名まで。人数が多い場合は交代で抗議します。
・大使館の道を挟んでガードレールより内側の歩道で抗議文を読み上げます。抗議文を提出するために道路を渡れるのは1名と撮影者のみになります。反対側の私有地は立ち入らないようにお願いします。

※事件についての詳細はこちらをご覧ください。

世界ウイグル会議、広東省での血生臭い衝突を最大限に非難
2009年6月26日に中国広東省Shao Guan市にある玩具工場で、地元の漢人らと政権の強制力によって東トルキスタンから強制的に移送されてきたウイグル人労働者らの間で大規模な血生臭い衝突が起きた。この衝突の根本的な原因・背景や死傷者の詳細について中国政府がまだ何も表明していない。しかし、これまでの報道は死傷者のほとんどがウイグル人であることを証明している。今回の衝突の原因が何であろうが、政権の強制力によって東トルキスタンから中国本土に強制的に移送されているウイグル人労働者たちが移送先で大漢族主義の犠牲になり、集団虐殺の対象になっていることは証明された・・・続き

強制連行されたウイグル人と地元の漢人らが広東省の工場で衝突
RFA 2009年6月26日 (一部抜粋)  6月26日の朝2時に、広東省Shaoguan市の玩具工場でウイグル人と漢人の間で大規模な衝突が起きた。これまでに、死傷者について様々な情報が流れている。Shaoguan市政府の事件に関する報告によると、計120人(ウイグル人81人、漢人39人)が負傷し、2人(2人ともウイグル人)が死亡したという。一方で、「博訊」サイト(漢人らが運営するサイト)などによると、事件の死亡者は18人で、そのうちウイグル人は12人、漢人は6人となっているという・・・続き

6月26日中国広東省で起きたウイグル人労働者襲撃事件映像。
※Youtube動画と世界ウイグル会議の情報をもとに作成した日本語解説付き動画。RFUJ編集。
Youtube

ニコニコ動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm7510667

中国大使館前での抗議の写真。

 

※東トルキスタン支援者撮影。

中国大使館前での抗議の動画。

Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=UDB6ESgINfo
ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7543546

※RFUJ撮影

事件に抗議するプラカード

 

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