東トルキスタン独立記念「第二回ウイグル勉強会」
- 2008/11/28
- 活動報告
東トルキスタン独立記念「第二回ウイグル勉強会」
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1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。
現在は新疆ウイグル自治区として中華人民共和国の一部にされていますが、歴史的にも文化的にも、民族としても、この地域は中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。
古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。
この地域が中国の領土とされたのは清のときからですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を達成することができました。民族運動の結実である2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。 この日を記念して、日本ウイグル協会主催の勉強会と記念行事とを開きたいと思います。
皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します・・・続き
配布資料
シルクロードの舞台であり、西域と呼ばれてきた東トルキスタンは、現在新疆ウイグル自治区と名づけられ、北京政府の統治下にある。ここは諸族混住地域であり、現在は中国の分類によると13民族が住んでいるが、その大部分はテュルク系の人々であり、スンニー派のイスラム教を信仰している。東トルキスタンの大多数を占めてきたのはウイグル人であり、オアシスに定住し農耕や牧畜を生業として平和に暮らしてきた。日本でいえば平安から鎌倉時代にかけてのとき、ウイグル人はウイグル王国やイスラム系のカラハン王朝をつくった・・・続き
レポート
今回の勉強会は参加者45人でした。 多くの方に参加頂きありがとうございました。
勉強会の準備に手間取り慌しくなってしまい申し訳ありませんでした。 独立記念行事ということで、日本ウイグル協会のイリハム氏と白石氏からの講演が行なわれました。
本当は専門家の方による講演をお願いしていたのですが、都合が悪いとのことで中止になり、急遽白石氏が講演することになりました・・・続き