日本ウイグル協会 Japan Uyghur Association
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世界人権デーに際し日本ウイグル協会からの声明文を発表しました。

世界人権デーと劉暁波氏ノーベル平和賞授賞式の12月10日に国際連合大学前にて人権を訴える集会が行われました。この集会は在日ビルマ人団体を中心に、弾圧される各民族の代表によって行われました。
当協会会長のイリハム・マハムティより声明文が読み上げられました。


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2010年12月10日「世界人権デーに際しての声明文」

 1948年、第3回国連総会において「人権に関する世界宣言」が採択されてから62年目の本日を、私たちは深い憂慮とともに迎える。
 同宣言によって高らかに謳いあげられた、すべての人が持っている筈の権利は、未だすべての人の手に行き渡ってはおらず、数多の良心と勇気とが目指した理想は、その多くが未だ理想のまま、遠く路の彼方にある。

 東トルキスタンのウイグル人においてもまた同様である。

 近くは2009年6月、広東省の玩具工場に就業させられていたウイグル人らは、まるで家畜の如く棒で殴り殺された。

 この事件の真相解明と、政府の適切な対応を求めたデモを行ったウルムチの人々は、ある者は軍や武装警察の銃弾に倒れ、ある者は捕らわれ、法に反した非公開の裁判によって裁かれ、そして処刑された。

 恐怖と混乱の土地を離れ、遠くカンボジアの国連難民高等弁務官事務所まで逃れ、その保護下にあった筈の人々を待っていたのは、中国政府の手配による強制送還のチャーター機であった。
 翌日、中国の国家副主席は、かねてからの予定通り、カンボジアに降り立ち、多額の援助を約束した。

 これらは、1949年、中華人民共和国が成立して以降続く、人権蹂躙の歴史の1ページに過ぎない。人類社会を構成する、すべての人々が、真に人権を希求するのであれば、この歴史にもまた、ピリオドを打たねばならないと私たちは考える。

 よって私たちは、以下の通り宣言する。

 私たちは、専制と圧迫、それらへの迎合に強く反対する。

 私たちは、人が人として生きる権利を踏みにじるすべての論理を拒否する。

 私たちは、私たちと同じ理想を共有するすべての人々と連帯する。

 私たちは、絶対に希望を捨てない。

2010年12月10日
特定非営利活動法人 日本ウイグル協会
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