世界ウイグル会議第四回代表大会開催の賛同メッセージ

世界ウイグル会議第四回代表大会開催の賛同メッセージ

 

2012年5月 世界ウイグル会議第四回代表大会今回の世界ウイグル会議第四回代表大会開催につき、以下の方々より賛同メッセージを頂きました。ありがとうございます。頂いた順にご紹介させて頂きます。(敬称は省略させて頂きます。)

青木直人(ジャーナリスト・ニューズレターチャイナ編集長)
世界ウイグル会議代表大会の日本開催を心よりお喜び申し上げます。経済のグローバル化が深まれば深まるほど、地球上のそれぞれの民族の歴史文化的独立性が尊重されなければなりません。中国共産党の富国強兵路線は夜郎自大な大漢民族主義と結びついて、ウイグル・東トルキスタンを始め、アジアとユーラシア地域の最大の脅威となりつつあります。このような中国の排外主義的膨張に対抗するためにも、今大会が大きな成功を果たすことを祈念しております。

ケレイト・フビスガルト(内モンゴル人民党幹事長)
世界ウイグル会議第四回代表大会開催、誠におめでとうございます。ウイグル人活動家の皆様の目覚しい闘いぶりは、同じく中国の植民地支配を受けている我々南モンゴルのモンゴル人にも大きな勇気と刺激を与えてくれます。今回、世界ウイグル会議の代表大会が日本の東京で開催されたことは、歴史的な事業のひとつであり、多くの正義感あふれる日本の皆様の惜しみない協力の賜物でもあります。現在、東トルキスタンで行なわれている民族根絶政策は、その意図、手段および本質において重大な人権侵害ですが、これを他人事として看過せずに、イリハム・マハムティ会長をはじめとするウイグル人の皆様と共に立ち上がられた日本の国会議員、地方議員、そしてボランティアの市民の皆様の熱情に深く敬意を表します。世界ウイグル会議および日本ウイグル協会の今後益々の御発展と、東アジア地域に生きる全ての民族に平和と繁栄が訪れることを願ってやみません。

石 平 (評論家)
「世界ウイグル会議代表大会」の東京開催、お目出度うございます。皆様が目指しているウイグル民族の自決権と東トルキスタンの政治的独立の獲得は、ウイグル人の当然なる権利である同時に、中華帝国の解体と中国の民主化の推進にも繋がります。そして、それが結果的にアジアの平和の維持と日本の安全保障のためになります。よって私は、世界ウイグル会議の理念と活動を断固として支持し、応援していきたいと思います。われわれは共通なる夢と目標を持つ同志です。力を合わせてともに頑張っていきましょう。

関岡英之(ノンフィクション作家)
現在では忘れ去られていますが、日本とウイグルは古くからの友人なのです。戦前日本は官民を挙げて、ウイグル独立運動を支援していました。在カブール日本公使館の北田正元公使は、アフガニスタンに亡命したホタン・イスラーム王国のアミール、ムハンマド・イミン・ボグラを物心両面で支えました。ボグラの名著『東トルキスタン史』はカブール滞在中に執筆されたと伝えられます。一方、林銑十郎元総理大臣・陸軍大将は大日本回教協会を設立し、東トルキスタン・イスラーム共和国のカシュガル騎兵第六師団長だったマフムード・ムフィティ以下十数名のウイグル人を日本に亡命させ、独立運動を支援しました。それは道議的理由からだけでなく、「防共回廊」すなわちアジアの共産化を防ぐという日本の国策とも一致していました。世界ウイグル会議代表大会の東京開催をきっかけとして、日本とウイグルとの新たな友情と連帯が育まれることを願っています。

津川雅彦(俳優)
まずは、僕がこれまでウイグルの皆さんの中国から迫害の諸事情に、全く無知であったことをお許し下さい。しかしながら中国共産党の覇権主義が、どのように人権を無視し、利己的で横暴で残虐であるかは毎日のニュースに於いて知っております。
「盛者必衰の理を現す!!奢れるものも久しからず」と云います。
間もなく中国のバブルははじけ、共産党の独裁も自爆する日が必ずや到来します。ウイグルの皆さんが、中国の抑圧から解放される日が近い将来やって来ることを信じています。どうか希望を捨てず、3・11で東北の被災者も示した、あの「我慢」「忍耐」を共有していただき闘って下さい。心から応援をさせていただきます。

喜安幸夫(作家)
中国人によるウイグル侵略と弾圧は、平和を乱し他民族の尊厳を踏みにじる国家的犯罪であり、断じて許せません。民族の尊厳を回復し、自由、民主、人権、自決を勝ち取ろうとするウイグルの人々の活動を断固支持します。さらに、我々日本人がウイグルの人々を支援するのは、日本の尊厳を守ることでもあると堅く信じております。このたび東京で世界ウイグル代表会議が開催されますことは、日本人の誇りであり、今後の活動に向け、多大な成果のあることを祈念いたします。

小山和伸(神奈川大学経済学部教授)
我が日本国の首都東京において「世界ウイグル会議代表大会」が開催されることを、日本国民の一人として喜ばしくかつ誇らしく思い、心よりお祝い申し上げます。本会議を通じて、ウイグル地域の自主独立が具現化するよう祈念しています。
中華人民共和国は、時代遅れの帝国主義的な拡張主義に血道を上げ、共産主義の世界解放なる幻想に耽けり、古代からの専横な中華思想に取り付かれた危険極まりない国です。
北朝鮮と並び人権概念の欠落したグロテスクな中華人民共和国によって、蹂躙され続けているウイグルの実情を広く世界に知らしめ、その惨状からの救済に貢献することこそ、日本を含む自由主義陣営の使命であると確信しています。
ウイグルの皆さん!ペルシャ、テュルク等の流れをくみ、独特の文化を維持する東トルキスタン共和国建国への使命感と熱意。これを失わぬ限り、悲願は必ず達成します。

山際澄夫(ジャーナリスト)
「世界ウイグル会議代表大会」の東京開催おめでとうございます。中国とどう向き合うかは国際社会にとっても日本にとっても大きな課題です。重慶市の薄熙来前党書記の失脚や盲目の人権活動家、陳光誠氏の米国亡命劇は、世界に中国の異質性を改めてみせつけました。経済大国、軍事大国として台頭した中国ですが、中国を見る上で間違ってはならないのは、中国が「民主主義も人権も法の統治もない中国共産党の独裁国家」だということです。こうしたなかで、中国の弾圧に抗して世界中で「自由、民主、人権、民族自決」を掲げる皆様の活動に心から敬意を表します。人間の自由こそが現代の世界を貫く根本原理でなくてはなりません。隣国中国ではその自由が、今この瞬間も無残に踏みにじられていることを我々日本人は決して忘れてはいけないと思っています。

山本皓一(報道写真家)
「世界ウイグル会議代表大会」の東京開催に際して心より快哉の拍手をお贈りさせていただきます。東トルキスタンやチベットのみならず南沙諸島、わが国の尖閣諸島の海域でみられる中国共産党の前時代的な人権弾圧や覇権膨張主義はいまや近隣諸国の大脅威となっています。このようなタイミングで連帯の輪が広がることは、結果的にアジアの平和に繋がると思われます。ロイター電(9日付け)によると中国政府はこの東京大会をも阻止するべく日本政府に要請をしたようですが、この世界ウイグル会議の理念と活動の詳細を最も知ってほしい相手は中国の一般市民に対してであります。知れば知るほど中国国内の民主化にも希望が持てると思うのですが…。

オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)
モンゴル自由連盟党は、世界ウイグル会議代表大会・東京の開催に心から賛同し、応援をいたします。
中国共産党は我々モンゴル人やウイグル人、チベット人などに苛烈な支配を続けており、民族の宗教、政治、経済、文化、言語が絶滅の危機にあります。共産党中央政府が採った手段、あるいは弾圧が行われた時系列は異なる場合もありますが、本質はまったく同じです。非民主的で独善的な中国共産政府の利益のため、民族の誇りを奪い、民族の存在そのものを歴史から抹殺しようとし、効果的に収奪する仕組みをつくりあげてきたのです。
この悲惨な状況を国際社会に訴えていくことは当然必要です。しかし、各民族がバラバラに行っていくのではなく、チベット・ウイグル・モンゴルの三民族が協力・団結・連帯することが非常に重要です。我々の多くは来日してから、ふるさとでは存在しなかったほんものの自由や民主主義を、また中国共産党に抑圧されている民族が協力することの可能性を知ることができました。アジアで最も早く民主主義を導入し、経済的にも繁栄している日本という国で、その首都である東京で、世界ウイグル会議代表大会が開かれることは大変に意義のあることだと我々は考えております。そして、中国共産政府に対しても自由・人権・民主主義・民族自決という正しいメッセージを発することになると考えております。
大会の開催に、あらためて祝意を表します。世界ウイグル会議代表大会・東京の成功、そして今後の発展を祈っております。

加瀬英明(外交評論家)
ジョン・F・ケネディ大統領が、東ドイツのなかに孤立していた西ベルリンを訪問して、〃ベルリンの壁〃のすぐ西側に構築された台の上から、東ベルリンを見渡して、「イッヒ・ビン・アイン・ベルリーナ!」(私はベルリン市民の一人だ)と、演説した。
いま、ウィグル人の先祖代々の墳墓の地であり、かけがいのない祖国である東トルキスタンが、中華人民共和国の侵略を蒙って、中国の虐政のもとにある。
日本国民は国内では「人権」を叫ぶが、人権は普遍的な価値であって、もし同じアジア人が基本的人権を奪われて、苦しんでいるのを傍観するのであれば、人権を口にするべきではない。
私たちは、全員がウィグル人なのだ。声高らかに、「私はウィグル人だ!」と叫ぼうではないか。
世界ウィグル会議がともす灯明が、アジアの抑圧された人々の光となること、祈りたい。

梅原克彦(前仙台市長)
親愛なる友人の皆様!このたびアジアでは初となる「第4回世界ウイグル会議代表大会」が東京で開催されることに、心からのお祝いを申し上げます。そして、世界中からお集まりのウイグルの友人の皆様を、日本国民の一人として、心より歓迎申し上げます。もとより私は、皆様方が長年に亘り、中国共産党独裁体制の圧制の下で苦しむ同胞の方々の自由と人権を勝ち取るために、勇気を持って闘ってこられたことに、心よりの敬意を表します。
そして、私も皆様方の友人であることを、誇りに思います。

小田村四郎(日本会議副会長・元拓殖大学総長)
1949年の中華人民共和国建国以来、チベット、ウイグル、モンゴルの諸民族は人類稀にみる非人道的圧迫を受けてきました。中でもウイグル人は軍事的抑圧のみならず、60年代以降、30年以上に及ぶ核実験によって恐るべき放射能被害を浴びてきました。その情報は見事に秘匿され、実情も誰にも知らされず、治療すら殆ど行われませんでした。
軍事力による抑圧は言うまでもありませんが、その上に人口侵略による民族絶滅の危機があります。このまま推移すれば、これら諸民族の国民の国語をはじめ輝かしい伝統文化も悉く消滅してしまうでしょう。こうした悲惨な状況は独裁権力によって、一切外国の報道機関にも知らされず、世界の人々は殆ど衆知しておりません。
世界ウイグル会議の皆様が、一致団結して現在の情況を克服し、東トルキスタンの復活に向かって命がけで努力されていることに対し、一日本国民として心から敬意を表します。

田中健之(アジア・ナショナリズム研究家)
この度開催される「世界ウイグル会議代表大会」が東京で開催されるとのこと、心よりうれしく、お祝い申し上げます。かつて日本は、アジア諸民族の独立運動の一拠点でした。アジア各国から日本へ亡命した独立革命の志士たちを、頭山満、内田良平、平岡浩太郎、宮崎滔天らをはじめ実に多くの民間人が支援してきました。
今日もまた、ウイグルやチベット、南モンゴルなどの日本民族の良心が脈々と受け継がれているのだと実感し、誇りに思います。特に若い人々が私心無く懸命に支援している姿をみるとき、今日もなお、日本民族の良心が脈々と受け継がれているのだと実感し、誇りに思います。
ウイグル、チベット、南モンゴルは必ず中国共産党の圧政から独立すると強く信じております。そして、中国共産党の圧政から独立した皆様が、日本人と団結して、いまだに欧米列強諸国による植民地併呑の傷跡に苦しむアジア解放に手を差し向けることと思っています。
今回の「世界ウイグル会議代表大会」が、東京で開催されることの意義は、日本が再び復興アジアの牙城となることへの第一歩であり、出来れば近い将来に、全アジアの独立革命家が東京に集い、団結の近いと民族独立の旗揚げをすることを願っております。

西村真悟(前衆議院議員)
この度は、世界ウイグル会議代表大会の開催、誠におめでとうございます。この大会がわが国日本で開催されますことは、誠に意義深いことだと思います。日本も中国共産党に対してどう対峙するのかという国家の命運を左右する問題を抱えています。近年、中国はわが国の政治空白をつき、その領土的野心をむき出しにしています。この東アジアの不安定要因である中国共産党の覇権に対し、我々は連携して対処しなければなりません。真の東アジア安定のために、ともに戦いましょう。

 

協会からのお知らせに戻る

在日ウイグル人証言録

強制収容所生還者関連記事

  1. FNN 2018/12/8 ”動物のように”縛られ、壮絶な拷問 中国・新疆ウイグル自治区…
  2. 現代ビジネス 2021/8/20 あるカザフ人女性の証言 長いあいだ書こうと思って、どうして…
  3. JAPAN Forward 2021.4.12 中国当局による新疆(しんきょう)ウイグル自治区…
  4. 西日本新聞 2022/6/27 【北京・坂本信博】中国当局が新疆ウイグル自治区で少数民族に不妊…
  5. 朝日新聞 2022/9/30 中国の新疆ウイグル自治区で人権侵害が懸念されている問題で、ウイグ…
  6. 西日本新聞 2022/07/04 中国政府による少数民族抑圧が懸念される新疆ウイグル自治区で何…
  7. 産経新聞 2021.4.17 【ロンドン=板東和正】中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区の収…
  8. NHK 2021/11/16 「私は一度 “殺されました”。だから、報復は怖くありません」 …
  9. 産経新聞 2023/11/2 12:42 奥原 慎平 中国新疆ウイグル自治区の「再教育収容所」…
  10. 産経新聞 2021.4.7 中国当局により、新疆(しんきょう)ウイグル自治区で約2年3カ月間、…

在日ウイグル人の被害状況関連記事

  1. 産経新聞 2022/2/21 千葉大大学院で研究経験を持つアブドハリリ・アブドレヒミ氏(47)が昨…
  2. 47NEWS 2021/7/16 中国政府が新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の過激派対策を名…
  3. 産経新聞 2021年3月4日  あるウイグル人女性の死亡の知らせに、在日のウイグル人コミュニテ…
  4. 47NEWS 2022/11/21 中国新疆ウイグル自治区では、イスラム教徒の施設への大規模収容な…
  5. NHK 2021/6/30 100万人を超える人たちが不当に拘束されていると指摘されている、中…

東トルキスタンの国旗

東トルキスタンの国章

東トルキスタンの国歌

おすすめの本

人権教育映像

最新記事

ページ上部へ戻る